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DIYアドバイザーの仕事内容とやりがい

DIYアドバイザーの役割について

DIYという言葉が流行してもうだいぶ経ちますが、DIYを趣味にされているという人も大勢おられるでしょう。
「Do It Yourself」の略語であるDIYは、住まいの簡単な修理やカスタマイズを自身で行ったり、家具やインテリアを自作するなど活動の幅はどんどん広がっています。

DIYアドバイザーとは、住居の手入れや修理、メンテナンスなどを自分で行う、いわゆる「DIY」を希望する人を対象に指導やアドバイスを行う職業です。
初心者から上級者までDIYをしようとする人に対し、数あるDIY商品の用途や設置方法などを的確に指導を行うための知識やスキルが求められます。
多様化するライフスタイルにあわせ、人々の住環境への意識が高まっている証拠であり、DIY市場も拡大していることから、DIYアドバイザーの担う役割も大きくなっています。

DIYアドバイザーの仕事で心がけること

DIY初心者を指導する場合、いかにわかりやすく指導できるかが大切です。
最初に間違った知識を持ってしまうと後に大きな失敗へと繋がる可能性がありますので、最初にきちんと理解してもらう必要があるためです。
もちろん用品それぞれに作業手順はある程度決まっていますが、その1つ1つの作業をどう伝えればわかりやすいか、相手によって言葉を選ぶ必要があります。
レベルによっても使う用語が変わってきますし、当たり前に思っていた作業も人によっては理解できないというケースも少なくありません。

そのことを意識しながらアドバイスをしないと、実際にはちゃんと伝わらず、そのためにDIY作業の完成度に影響する可能性があります。
極端な話、たった1ミリの誤差が生じることでも失敗に繋がりかねませんので、DIYアドバイザーとして相手にわかりやすく伝えること、これを重視することがポイントだと言えるでしょう。

DIYで「ものづくり」の楽しさを伝える

DIYを通してものづくりの楽しさや達成感を味わうこと、これがDIYの楽しさだと思います。
その楽しさを伝えることができたとき、DIYアドバイザーとしてのやりがいを感じるという人は多いでしょう。
特に初心者や小さいお子さんなど、完成度や形・デザインはどうであれ、チャレンジすることの大切さや過程の面白さ、出来上がったときの喜びを分かち合うことができるのはDIYアドバイザー冥利につきるというものです。

ものづくりが好きな人におススメ

「ものづくり」が好きな人、「もの」に興味がある人が向いている職業です。
DIYアドバイザーの業務は多岐に渡りますので、地道な作業や道具の作成、作品制作など「ものづくり」に深く関わります。
小物を作ったりすることが小さい頃から好きという人は、特にお薦めしたい業種と言えます。
最近ではDIY能力の高い女性も増えていると聞きますので、男女問わず興味があるならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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