インテリアコーディネーターとは
インテリアコーディネーターの仕事は、住宅やオフィス、店舗、レストランなどのインテリアについて、アドバイスをおこなう仕事になります。
依頼主からの要望を聞き、内装材、家具、照明、小物を組み合わせて、依頼主が望むインテリアコーディネートをします。
インテリアに対する専門的な知識と、相手の好みをしっかり把握する能力が必要になります。
個人の住宅のコーディネートが割合的には多くなりますが、個人の住宅以外にも、企業のオフィスや公共施設といった人が集まる場所の空間を、居心地良くコーディネートする機会もあります。
インテリアコーディネーターになるには
インテリアコーディネーターは、仕事で専門的な知識を利用することになるため、就職のためにはその知識を得ている必要があります。
多くは、住宅関係や、デザイン関係の大学や短大、専門学校を卒業し、住宅メーカーや家具メーカへの就職をしています。
また、中には、デザイン事務所に就職しているケースもあるため自身の好みや希望で進路を決めるようにしましょう。
実は、専門的否知識がなくても就職すること自体は不可能ではありません。
しかし、「空間デザイン」や「建築」について学んでいれば、就職に有利なうえ、仕事でも活かすことができるためおすすめ。
職に就く人の多くは、インテリアコーディネーターに関する資格を取得していることも特徴です。
この資格があれば、インテリアコーディネーター職への就職や転職が有利に。
特に未経験者の場合にはキャリアのない分、資格を持っているかどうかは大きな違いとなります。
インテリアコーディネーターの試験は一次試験と二次試験があり、合格率は24.6%程度。
特に一次試験の学科について難易度が高いことで知られています。
インテリアコーディネーターは、リフォーム市場が伸びていることと、住空間を良いものにしようという意識の高まりにより、将来性が非常に高い職種であるといえます。
未経験でも、インテリアコーディネーターの資格を取得すれば採用の窓口が開きますので、目指してみて損のない職種であるといえます。
また、インテリアコーディネーターの資格と二級建築士の資格を持っていますと、未経験であっても採用の窓口は広がります。
年収
インテリアコーディネーターの月給と年収は、設計事務所、内装関連会社に勤めている場合は固定給になります。
デパートのインテリアコーナーやインテリアショップなどへの販売員としての勤務は、売り上げなどでノルマとなる数値を越えると、インセンティブが発生するような職場もあるようです。
そして年収ですが、企業に勤めている場合は平均年収300万円から450万円程度となります。
また、インテリアコーディネーターの資格や二級建築士の資格を持っていますと、「特別手当」や「専門職手当」が発生ることもあるようです。
さらに、自信をつけて独立してフリーランスとして働き方法もあります。
この場合、完全出来高制になり人気になれば年収1000万を稼ぐ方もいます。